色彩心理と「中間色」の役割について
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こんにちは!
東京都世田谷区にある「花かざり」です。
HPをご覧くださり、ありがとうございます。
今の生活に彩を添えることをコンセプトに
アーティフィシャルフラワーやプリザーブドフラワーを使用した
様々なフラワーアレンジメント教室を開催しております。
お部屋に飾るリースや日用雑貨、ハーバリウム、仏花、ウェディングブーケなど
多様な作品を制作いたします。作品と制作を通じて
毎日の暮らしと心に花を咲かせてみませんか。
花色の配色には、ちょっとしたテクニックがあります。
ここでは「中間色」についてのお話です。
中間色は、花の色と色をつなぐ重要な役割をしています。
中間色といわれる通り、その色自体のキャラクターは弱いので
合わせる色によってメッセージ性が多様に変化します。
花の配色や、器の色とあわせ、材質感についてなど
いろんな取り合わせにコンセプトがあり、統一感を持たせることができれば
上級のスタイリッシュな配色にすることができます。
緑や茶色は、首長の少ない、一般的に言うと目立たない地味な色。
しかし、表現を変えてみると自然で穏やかな色とも言え
どの空間にもなじみやすいのがよいところです。
裏を返せば、あるのかないのか分からないという感じになってしまったり
茶色の花は「枯れている」と思われてしまうこともありますので
用途やかざる場所など注意が必要です。
「色をつなぐ」という用途の時には、緑は調和
ダークブラウンには引き締めの効果があります。
細かく分類すると、緑でもダークグリーンはシックで引き締まる感じがしますし
明るい黄緑は、赤や黄色などと同じように、一つの色味として使用することもできます。
色というのは、普段気づいていない心理が秘められていることもあります。
また、好きな花色を意識することは、お客様のご希望や好みを理解することに役立ちます。
花色の配色が、もっと手軽に、もっと身近に楽しめる
ちょっとしたコツは「中間色」のほかにも
まだまだいろいろあるのです。
愛されるお花のもとに集い、色鮮やかな会話と笑顔を楽しみましょう。
皆様の自由な思いをお花で表現してみてください。